(2020年1月6日作成)(2024年6月3日再編集)
結論
・借入金申込書におけるご希望の返済期間は7年と記述して良いと解されます。
・借入金申込書における元金据置期間は半年と記述して良いと解されます。
・事業の見通しの支払利息金額の計算上の利率は2%又は3%で良いと解されます。
詳細は下記で記述します。
書籍やネット記事情報を収集しても決定に迷う論点が存在すると解されます
書籍やネット記事情報を収集しても決定に迷う論点は下記と解されます。
・借入金申込書におけるご希望の返済期間の決定について有力かつ決定的な情報が存在しない。
・借入金申込書における元金据置期間の決定について有力かつ決定的な情報が存在しない。
・事業の見通しの支払利息金額の計算上の利率の決定について有力かつ決定的な情報が存在しない。
これらについては弊所の独自調査により結論を出しております。
借入金申込書におけるご希望の返済期間は7年
日本政策金融公庫創業融資申請における借入金申込書にご希望の返済期間を記入する箇所が存在します。記入について迷う思われるのは下記ではないでしょうか。
・記入見本例は5年となっている。
・2024年3月31日以前は、設備資金20年以内、運転資金7年以内であった。
・2024年4月1日以後は、設備資金20年以内、運転資金10年以内に変更されている。
・ネット記事には明確な回答が存在せず、10年と記入しようという意見が存在する。
そこで、弊所が日本政策金融公庫の窓口に質問にいき回答をいただきました。
・いただいた回答は「7年と記入いただくのが妥当」という回答でした。
以上から弊所は借入金申込書におけるご希望の返済期間は7年を推奨しております。
借入金申込書における元金据置期間は半年
日本政策金融公庫創業融資申請における借入金申込書に元金据置期間を記入する箇所が存在します。記入について迷う思われるのは下記ではないでしょうか。
・記入見本例は希望無しとなっている。
・2024年3月31日以前は、設備資金2年以内、運転資金1年以内であった。
・2024年4月1日以後は、設備資金5年以内、運転資金5年以内に変更されている。
・ネット記事には明確な回答が存在しない。
そこで、弊所が日本政策金融公庫の窓口に質問にいき回答をいただきました。
・いただいた回答は「半年と記入いただくのが妥当」という回答でした。
以上から弊所は借入金申込書におけるご希望の返済期間は半年を推奨しております。
事業の見通しの支払利息金額の計算上の利率は2%又は3%
創業計画書の事業の見通しにおいて支払利息を計算して計上する項目が存在します。融資の許可前ですから、当然ながら利率は不明となるのですが、ここは2%、3%あたりを記述しておけば妥当と解されます。
まとめ
創業計画書作成にあたっては細かい迷う論点が存在しますのでご注意ください。