集客の方法は無限のように思えますが実はある程度限られます。私見ですができる限り一覧にし、評価してみました。

Table of Contents

集客方法一覧と分析

従来の方法
ネット集客
押す営業
待つ営業
番号種類法人に向けて個人事業主に向けて一般消費者に向けて
オフラインプッシュ型飛込み営業✖✖
電話営業××✖✖
異業種交流会
チラシ
折込チラシ
はがきDM✖✖
タウンプラス
ファックスDM✖✖
プル型駅看板
街中看板
オンラインプル型自社HPのSEO対策
自社HPのPPC広告
自社HPのポータルサイト掲載
facebookページ
youtube
プッシュ型電子メール営業✖✖✖✖✖✖
インスタグラム
Twitter

表1:集客方法一覧と集客対象ごとの比較表

オフライン集客

プッシュ型

①飛込み営業
法人向け及び個人事業主向け:△(宝くじを買う感覚なら良いかもしれません)

・その会社さんや法人さん、個人事業主さんも営業活動、セールス活動をしているでしょうから自分たちが営業されることをある程度は覚悟されていると思うので、よほどしつこくしなければクレームまでは無いと思われます。
・いきなり知らない人が話しかけてくるわけですから身構えるので、まず警戒心を解かなければいけません
その会社さんや法人さん、個人事業主さんも仕事や営利活動をするために住所を公開しているでしょうから、飛込み営業の対象となる名簿やリストはネット等で容易に収集できると思います。
・タイミングが悪い時に訪問すればそれだけで門前払いでしょう。
・「宝くじは買わなければ当たらない精神」でするのであればよいでしょう。
・「飛込み営業はタダ」と思いがちですが、時間的コストや成功率を考えればかなりコスパは悪いでしょう。

一般消費者向け:××(絶対やめましょう)

・一般消費者つまり一般のご家庭に飛込み営業することは、押し売り・押し買い・詐欺、などと同一視されても仕方ありません。しつこいと不審者として警察に通報されても仕方ないでしょう。
・一般消費者つまり一般のご家庭に飛込み営業することは、厳密にいえば不法侵入に該当する可能性があるので、絶対やめましょう。

②電話営業
法人向け及び個人事業主向け:×(オレオレ詐欺振り込め詐欺のせいで電話のイメージが悪いです)

・その会社さんや法人さん、個人事業主さんも営業活動、セールス活動をしているでしょうから自分たちが営業されることをある程度は覚悟されているものの、電話は嫌悪感を示されるでしょう。
・知らない人からの電話は詐欺の温床であるため恐怖心が勝ります。
・その会社さんや法人さん、個人事業主さんも仕事や営利活動をするために電話番号を公開しているものの、営業電話に使われるのは不快でしょう。
・タイミングが悪い時に電話すればそれだけで門前払いでしょう。
・「通話料」「時間コスト」「人件費」「成功率」を考えればやらないほうがよいでしょう。

一般消費者向け:××(絶対やめましょう)

・そもそも一般消費者つまり一般のご家庭の電話番号は公開されていないので電話できないはずです。他の理由で取得した電話番号を営業に流用することは個人情報保護法にも抵触する恐れがありますので絶対にやめましょう。
・一般消費者つまり一般のご家庭に電話することは、押し売り・押し買い・オレオレ詐欺・振り込め詐欺・劇場型詐欺、などと同一視されても仕方ありません。絶対にやめましょう。

③異業種交流会
法人向け:×

会社・法人の社員さんやある程度以上の規模の会社・法人の社長さんはそもそもあまり異業種交流会に参加されることが少ないイメージです。1人企業の社長さんは多いかもしれません。商品やサービスをわざわざ異業種交流会で探しに行こうと思われることが少ないと思います。

個人事業主向け:△

フリーランスや個人事業主さんはよく異業種交流会に参加されるので名刺交換はできると思います。ただそのフリーランスや個人事業主の方のほうが仕事を欲しいと思っておられると思いますので、ミスマッチの可能性が高いでしょう。ただ良い出会いもあると思います。

一般消費者向け:×

一般消費者つまり一般のご家庭の方は、異業種交流会に参加されないと思われます。

④チラシ
法人向け及び個人事業主向け:△

・その会社さんや法人さん、個人事業主さんも営業活動、セールス活動をしているでしょうからチラシが投函されていても問題視しないでしょう。
・その会社さんや法人さん、個人事業主さんも仕事や営利活動をするために住所を公開しているでしょうから、チラシ配布の対象となる名簿やリストはネット等で容易に収集できると思います。
・相手の時間を奪わないので投函してみる価値はあると思います。
・「チラシは作成料が安い」と思いがちですが、配布コストはかなりかかります。

一般消費者向け:〇

・チラシは一般消費者にアプローチできる数少ない貴重な方法です。
・一般消費者の中にはチラシに嫌悪感を持たれてクレームをされる方もおられると思います。
・マンションであれ一戸建てであれチラシを配布する時に敷地へ入る行為は、不法侵入に該当しないとは言い切れません。
・「チラシは作成料が安い」と思いがちですが、配布コストはかなりかかります。

⑤折込チラシ
法人向け及び個人事業主向け:×

・ビジネスで様々な書面、書類を山のように受け取っておられます。その中で整理整頓しなければいけないので、折込チラシはすぐに捨てられてしまう可能性が高いでしょう。

一般消費者向け:△

・折込チラシは一般消費者にアプローチできる数少ない貴重な方法です。
・折込チラシの中で戦いがあり、折込チラシの中で埋もれてしまう可能性が高いです。
・折込チラシは費用が高いわりに捨てられやすいと思います。

⑥はがきDM
法人向け及び個人事業主向け:◎

・その会社さんや法人さん、個人事業主さんも営業活動、セールス活動をしているでしょうからはがきDMが来ても問題視しないでしょう。
・その会社さんや法人さん、個人事業主さんも仕事や営利活動をするために住所を公開しているでしょうから、はがきDMの対象となる名簿やリストはネット等で容易に収集できると思います。
・はがきDMは相手の時間を奪いません。
・1枚63円で郵便局員の方が配布してくださるので、そこまで高額ではないと思います。

一般消費者向け:××(絶対やめましょう)

・そもそも一般消費者つまり一般のご家庭の方の住所は公開されていないのではがきを送れないはずです。他の理由で取得した住所を営業に流用することは個人情報保護法にも抵触する恐れがありますので絶対にやめましょう。
・一般消費者つまり一般のご家庭にはがきDMすることは新手の詐欺と思われてクレームになるかもしれません。絶対にやめましょう。

⑦タウンプラス
法人向け及び個人事業主向け:△

・法人及び個人事業主は住所が公開されているためはがきDM等が郵送できるのでタウンプラスを使用しなければならない理由はないと思います。

一般消費者向け:◎

・チラシ以外で一般消費者つまり一般のご家庭にアプローチできる唯一の方法であると思います。飲食店、接骨院、美容室、サロンなどととても相性が良いと思います。
・タウンプラスは、はがきDMやチラシと比べて安価です。また郵便局員さんが配布してくれるためとても安心です。

⑧ファックスDM
法人向け及び個人事業主向け:△

・その会社さんや法人さん、個人事業主さんも営業活動、セールス活動をしているでしょうから自分たちが営業されることをある程度は覚悟されているので、FAXDMをそれほど問題視しないでしょう。
・その会社さんや法人さん、個人事業主さんも仕事や営利活動をするためにFAX番号を公開しているので名簿リストは容易に作成できるでしょう。
・FAXDMは先方のインクリボン、インクフィルムを消費させてしまうのでクレームの温床になるでしょう。
・ファックスDMの送信単価は安いです。
・現代の日本においてはそもそもファックスを引いておられない事業所様も多いと思います。

一般消費者向け:××(絶対やめましょう)

・そもそも一般消費者つまり一般のご家庭の方のFAX番号は公開されていないのでFAXDMを送れないはずです。他の理由で取得したファックス番号を営業に流用することは個人情報保護法にも抵触する恐れがありますので絶対にやめましょう。
・一般消費者つまり一般のご家庭にFAXDMすることは新手の詐欺と思われてクレームになるかもしれません。絶対にやめましょう。

⑨駅看板
法人向け及び個人事業主向け並びに一般消費者向け:〇

・駅はとにかく人目に触れるので広告としては良いと思います。
・ただ広告料が高く、費用対効果としてペイできるかどうか不明です。
・PDCAでいうところのC=checkがしにくい、つまり「駅看板を見てこられたかどうか」の結果を回収して評価することがむずかしいので、本当に効果があったかどうか検証しにくいでしょう。
・駅看板を毎日見ることで潜在意識の中で植え付けられるのかもしれません。
・プル型、待つ広告なので特別クレーム等が発生するリスクはないでしょう。

⑩街中看板
法人向け及び個人事業主向け並びに一般消費者向け:〇

・街中はとにかく人目に触れるので広告としては良いと思います。
・広告料が場所によって不明で、費用対効果としてペイできるかどうか不明です。
・PDCAでいうところのC=checkがしにくい、つまり「街中看板を見てこられたかどうか」の結果を回収して評価することがむずかしいので、本当に効果があったかどうか検証しにくいでしょう。
・街中看板を毎日見ることで潜在意識の中で植え付けられるのかもしれません。
・プル型、待つ広告なので特別クレーム等が発生するリスクはないでしょう。
・そもそも街中で看板を募集しているところが少ないかもしれません。

オンライン集客

プル型

⑪自社HPのSEO対策
法人向け及び個人事業主向け並びに一般消費者向け:◎

・自社ホームページは現代においては必須というか当たり前となってきています。SEO対策は基本的に無料ですので地道にやるしかないと思います。
・SEO対策は効果がでるまで時間がかかります。

⑫自社HPのPPC広告
法人向け及び個人事業主向け並びに一般消費者向け:〇

・SEO対策は時間がかかりますが、PPC広告は広告枠を買うので即効性があると言われています。
・アクセス解析等で費用対効果のデータが回収しやすく、PDCAを回しやすいと思います。
・ある業種やあるキーワードによっては価格が高騰しているので、ペイできるかどうかにリスクがあります。

⑬自社HPのポータルサイトへの掲載
法人向け及び個人事業主向け並びに一般消費者向け:〇

・飲食店ではポータルサイトが有名だと思います。
・広告料が高額の場合があります。
・そのポータルサイトの中での競争、結局SEO対策やPPC広告のようなことをポータルサイトの中でしなければならないかもしれません。

⑭facebookページ
法人向け及び個人事業主向け並びに一般消費者向け:△

・facebookページ側から無言フォローはしないので、プル型になります。

・facebookは無料ですので特別なデメリットは無いと思います。
・近年facebookは流行が過ぎた感じはあります。
・自社ホームページがあれば作成する必要性があまり無いと思われます。

⑮youtube
法人向け及び個人事業主向け:〇

・youtubeはチャンネル側からのアプローチは無いのでプル型になります。
・ユーチューブは無料ですので特別なデメリットは無いと思います。
・法人や個人事業主がユーチューブで何か商品やサービスを探すことは少ないかもしれません。
・動画で伝えることができる貴重な存在です。

一般消費者向け:◎

・youtubeは流行っています。
・一般消費者に動画でPRできる貴重な存在です

プッシュ型

⑯電子メール
法人向け及び個人事業主向け並びに一般消費者向け:××(絶対やめましょう)

迷惑メール、スパムメール、添付ファイルからウィルス被害が多発しています。したがって知らないアドレスからの電子メールは恐怖でしかないため、絶対にやめましょう。

⑰インスタグラム
法人向け及び個人事業主向け並びに一般消費者向け:〇

・インスタはフォローができるのでプッシュ型としても使えます。
・Instagramは無料ですので特別なデメリットは無いと思います。
・近年Instagramは流行っています。
・一般消費者にアプローチできる貴重な存在です。

⑱ツイッター
法人向け及び個人事業主向け:△

・Twitterは無料ですので特別なデメリットは無いと思います。
・法人や個人事業主がTwitterで何か商品やサービスを探すことは少ないかもしれません。

一般消費者向け:◎

ツイッターはフォローできるのでプッシュ型としても使えます。
・ツイッターはずっと流行っています。
・一般消費者にアプローチできる貴重な存在です。

広告の即効性及び費用対効果の比較

従来の方法
ネット集客
押す営業
待つ営業
番号種類即効性費用対効果
オフラインプッシュ型飛込み営業✖✖
電話営業✖✖
異業種交流会✖✖
チラシ
折込チラシ
はがきDM
タウンプラス
ファックスDM
プル型駅看板
街中看板
オンラインプル型自社HPのSEO対策
自社HPのPPC広告
自社HPのポータルサイト掲載
facebookページ
youtube
プッシュ型電子メール営業✖✖✖✖
インスタグラム
Twitter

表2:広告の即効性及び費用対効果の比較表

オフライン

プッシュ型

①飛込み営業
即効性:×

飛込み営業は即効性があるようで実は無いというのが私見です。まず話を聞いてもらえるかどうかわからず、仮に話を聞いてもらえたとしても「また考えておきます」に次は無いと思います。

費用対効果:××

もちろん「飛込み営業自体は無料」なのですが「時間コスト」「人件費」「反応率」を考えると費用対効果は悪いでしょう。

②電話営業
即効性:×

電話営業は即効性があるようで実は無いというのが私見です。まず話を聞いてもらえるかどうかわからず、仮に話を聞いてもらえたとしても「また考えておきます」に次は無いと思います。

費用対効果:××

通話料がまずかかります。さらに「時間コスト」「人件費」「反応率」を考えると費用対効果は悪いでしょう。

③異業種交流会
即効性:×

異業種交流会は即効性があるようで実は無いというのが私見です。名刺交換はできますが、それで終了の可能性が高いでしょう。

費用対効果:××

懇親会付きの異業種交流会でしたら安くても5千円はするでしょう。10回行けば5万円ですが、5万円以上の仕事につながる可能性は低いと思います。

④チラシ
即効性:〇

飲食店、接骨院、美容室、サロンなどは即効性があるでしょうから、積極的に取り組みべきと思います。

費用対効果:△

白黒のチラシであれば一枚1円程度かもしれません。しかし配布にコストがかかります。

⑤折込チラシ
即効性:〇

クーポン、期間限定セールなどを組み合わせればさらに即効性はあると思います。

費用対効果:×

基本的に料金が高額と思われます。また他の事業所さんの折込チラシに埋もれてしまい、捨てられやすいと思います。

⑥はがきDM
即効性:◎

クーポン、期間限定セールなどを組み合わせればさらに即効性はあると思います。

費用対効果:〇

郵便局員さんが確実に配布してくれて1枚63円は安いと思います。

⑦タウンプラス
即効性:◎

クーポン、期間限定セールなどを組み合わせればさらに即効性はあると思います。

費用対効果:◎

例えば、はがきサイズであれば10,000枚を64,000 円 (@6.4 円)で配布することができます。

⑧ファックスDM
即効性:◎

ニーズのあるFAXDMを送り届けることができれば即効性は期待できると思います。

費用対効果:△

1通当たりの単価は低いですが反応率を考えると費用対効果は悪いと思います。

プル型

⑨駅看板
即効性:×

駅看板は少なくとも数年以上設置しなければ効果はでないと思います。

費用対効果:△

駅看板は基本的に高額だと思います。

⑩街中看板
即効性:×

街中看板は少なくとも数年以上設置しなければ効果はでないと思います。

費用対効果:△

安い設置場所を見つけられたら良いですが、街中看板は基本的に高額であると思います。

オンライン

プル型

⑪自社HPのSEO対策
即効性:△

・SEO対策と聞くと難しいことを想像しがちですが、ただひたすら愚直にホームページを更新することがSEO対策と言えます。かつての作為的なSEO対策はむしろ逆効果と言われています。
・「SEO対策は即効性がない」と言われていますが、他を圧倒するような圧倒的な高品質のコンテンツを圧倒的な量で更新し続ければ短期間で効果が出ると思います。努力次第でしょう。

費用対効果:◎

・wordpressなどで自作すれば年間のコストは1万円程度です。
・SEO対策により上位に行けば、1万円のコストで年間数百万円の売上を上げることも可能です。

⑫自社HPのPPC広告
即効性:〇

・yahoo、google、bingの広告枠を買うので即効性があると言われています。

費用対効果:△

・業種、キーワードによっては高騰しているようですので費用対効果はケースバイケースのようです。

⑬自社HPのポータルサイト掲載
即効性:〇

・自社HPのSEO対策がうまくいってない場合に、露出を増やすために流入経路を増やせるため即効性があるでしょう。

費用対効果:△

・その掲載されるポータルサイトと運命共同の関係性になります。
・掲載料が高いケースもあります。

⑭facebookページ
即効性:△

・作成してから見られるまで時間がかかると思います。

費用対効果:◎

・フェイスブックページは作成無料ですので、0円ですから作成してみて損はないと思います。

⑮youtube
即効性:△

・ユーチューブはチャンネル側からフォローというのは無いので見られるまで待つことになります。

費用対効果:◎

・youtubeは作成無料ですので、0円ですから作成してみて損はないと思います。

プッシュ型

⑯電子メール営業
即効性:××

電子メール営業は絶対やめましょう。

費用対効果:××

電子メール営業は絶対やめましょう。

⑰インスタグラム
即効性:〇

・インスタはフォローできるためこちらからアプローチできるものの、フォローされた方がどう思われるかは賛否両論あると思います。
・流行っているので投稿がバズれば一気に拡散してもらえます。

費用対効果:◎

・Instagramは作成無料ですので、0円ですから作成してみて損はないと思います。

⑱Twitter
即効性:〇

・ツイッターはフォローできるためこちらからアプローチできるものの、フォローされた方がどう思われるかは賛否両論あると思います。
・流行っているので投稿がバズれば一気に拡散してもらえます。

費用対効果:◎

・ツイッターは作成無料ですので、0円ですから作成してみて損はないと思います。