結論:商売・起業はだれでもできます!
そんな簡単に言うな!甘いもんじゃない!と怒られるかもしれませんが、商売・起業は誰でもできると断言させていただきます。ただ商売・起業は誰でもできますが「誰でも成功できるわけではない」です。以下でご説明させていただきます。
商売はみなさん誰でも素人です
義務教育で「経営」「商売」は習いましたか?
義務教育である小学校及び中学校、さらには高校で習う教科に「商売」「ビジネス」「経営」という事業はあったでしょうか?私はいくら思い出してもそのような教科はなかったように思います。
大学で「経営学部」ってありますよね?
大学の経営学部は経営の「概念」「理論」を学ぶところです。ではそれらを学べば起業できるのでしょうか?反対に、「経営学部卒」の学生は就職活動せずに起業するのでしょうか?おそらく経営学部の学生の99%は新卒就職活動をするでしょう。
MBA(経営学修士)ってありますよね?
MBAとは大学院で得られる経営学修士のことを指します。では行列で有名なラーメン屋の大将はMBAをお持ちでしょうか?近所で長く経営されているカフェのマスターはMBAをお持ちでしょうか?MBAの資格が無くても経営はできます。
松下幸之助さんや稲森和夫さんの本を読んだら経営のことがわかりますか?
ホリエモンさん、孫正義さん、柳井正さん、日本にはすごい経営者の方々がたくさんおられます。しかし、その方たちが書かれた書物を読んでもおそらく「どこどこで仕入れてこうやって売る」といったようなお話は出てこないと思います。経営理念や経営におけるマインド、などは書かれているかと思われますが、集客のことが具体的書かれているわけではないと思います。
起業はやってみるしかない、に尽きるかと思います。
経営の仕組みって難しいですよね?いえ簡単です安く仕入れて高く売るだけです!
「経営」とい言葉を聞くと、売上、経費、費用、利益、所得、資産、負債、資本、利益率、損益分岐点、自己資本比率、キャッシュフロー、、、、数々の難しい専門用語を思い浮かべるかもしれません。しかし、それらは無視してください。
安く仕入れて高く売る。
これが経営です。これさえ守れば経営は永遠に続けることができます。
ただ言うのは簡単でそれを実行し続けるのが難しいのです。
商売の仕組みって難しいですよね?いえ、おにぎりを作る、人を集める、売る、これが仕組みです。
商売は複雑のように思われがちですが、分解すれば3段階であり、仕組み自体は簡単です。
①おにぎりを作る、は商品を製造したり仕入れたりサービスを確定させることです。当然ですがこれがご自身の売りとなります。これもまた当然ですがただ作れば良いというわけではなく素晴らしいものを製造し続けることはとても難しいことです。
②人を集める、ですがどんなにすばらしい商品も認知してもらわなければ売れないので、広告する、という活動になります。起業したいけれど集客ってどうやればいいのでしょうか?というページで詳しく解説させていただきますが、人を集めることも大変むずかしいです。
③売る、という作業も色々あります。店舗で売る、店舗を持たずネットで売る、などがあります。また素早く売る、ミスなく売る、ということも簡単に見えますが技術が必要な作業です。
そして、お客さんが①→②→③を経て満足していただければ、③→①が発生しリピーターとなっていただける、これが商売です。
起業って失敗すると借金背負うのですよね?いえ0円起業できますし投下資本を決めそれが尽きたら撤退すれば借金はありえません。
昔は店舗という名の看板が必要で開業資金が多額に必要でした
インターネットが無い時代は、店舗を構えてそれが看板を兼ねていました。商売を始めて、それが例えすばらしいサービスであったとしても人に認知されなければ人はやってきません。タウンページなどの電話帳もありましたが、名称と住所と電話番号が掲載されているだけですので、そこからの流入は限られた業種だけだったと想像できます。例えば、耳鼻科や皮膚科や眼科といった病院クリニック、ヘアサロンや美容室などはサービスが一般的に認知されていることが前提ですので効果があったと思います。しかしそれ以外の業種は厳しかったでしょう。現在はインターネット検索によるホームページという看板をweb上に立てることができます。自分のHPを見つけてもらえさえすれば、路地裏や雑居ビルの上階でひっそりと開業しているお店であってもお客さんを呼び込むことができる時代がやってきました。
昔のように必ずしも1千万円以上の借入をして店舗を構えなければならないことはありません!
例えば失っていい貯金は300万円と決めそれが尽きたら撤退すれば借金は0円です。
主婦の方なら夫に相談して理解してもらい、起業を3年後と決め、パートで毎年99万円を3年間続ければ約300万円貯金できます。それを自身の起業ビジネスの軍資金として投下し、もしそれが尽きたら止めるというルールを自分で決めればいかがでしょうか?ギャンブルで例えるのはあまりよろしくないかもしれませんが、ギャンブルも○○円と決めてそれが尽きたら撤退するということであれば人生を狂わすような結果にはならないと思います。仮に起業して失敗して300万円を失ったとしても「経験」という財産を手に入れることができるはずです。それはお金では買えない貴重なものであると私は思います。
起業とはほんの一歩踏み出す勇気のことをいいます!
起業=無茶・無謀、ではなく起業=勇気であると私は考えます。損益の計算、確定申告、税金、補助金などに関してご心配でしたら弊所におまかせください!精一杯サポートさせていただきます。