(2020年1月6日作成)(2024年6月3日再編集)

結論

・創業計画書の数値決定はトライ&エラーが予想されることから、修正が容易な会計ソフトを利用しての数値シュミレーション決定が望まれます。
・個人事業主の場合は、会計ソフトを購入して創業計画書を作成したとしてもなんら損はないと解されます。
・法人の場合は、税理士を見つけたほうが早いかもしれません。

下記で詳細を記述します。

創業計画書の数値決定はトライ&エラーが予想されることから、修正が容易な会計ソフトを利用しての数値シュミレーション決定が望まれます。

こちらのページをご参考ください。

会計ソフト月次残高推移表における貸借対照表の現預金がマイナスでないことをご確認することとし資金繰り表は難しすぎるので作成不要です

弊所は、損益計算書(事業の見通し・月別収支計画書)だけではなく、貸借対照表の現預金(資金繰り表)を重要視しています。その理由は下記です。

・損益計算書(事業の見通し・月別収支計画書)では問題無いように見えるが、当該計画で貸借対照表の現預金(資金繰り表)を見るとある月でキャッシュアウトしているため辻褄が合っていない、などが発生する。
・損益計算書(事業の見通し・月別収支計画書)では問題無いように見えるが、個人事業主の生活費分や借入金返済分を考慮するとある月でキャッシュアウトしているため辻褄が合っていない、などが発生する。

これらが発生した場合、辻褄、整合性を合わすために計画数値を修正するわけですが、エクセルで修正する場合は、連動させて修正しなければならないため、大変難易度の高い作業となります。むしろ税理士等でもお手上げかもしれません。

その点、会計ソフトであれば仕訳を修正すればすべてが連動して修正されるため、修正の間違いなども発生しません。

個人事業主が創業計画書の数値決定のために導入する会計ソフトでおすすめのもの

弊所が推薦する会計ソフトは下記となります。

・第一位、ソリマチみんなの青色申告
・第二位、円簿青色申告
・第三位、フリーウェイ経理

となります。

ソリマチみんなの青色申告

おすすめする理由は下記です。

・個人事業主で創業されるのであれば税務申告が必要となるためいずれ会計ソフトは必要と解されます。
・当該ソフトは年間8,000円程度と安価です。
・消費税申告書作成機能も搭載しております。
・月次残高推移表も出力可能です。
・簿記の知識が必要となります。

円簿青色申告

おすすめする理由は下記です。

・windows、macいずれも使用可能です。
・当該ソフトは、偽りなく無料です。
・月次残高推移表も出力可能です。
・消費税申告書作成機能は非対応です。
・簿記の知識が必要となります。

フリーウェイ経理

おすすめする理由は下記です。

・windowsのみ使用可能です。
・当該ソフトは、偽りなく無料です。
・月次残高推移表も出力可能です。
・消費税申告書作成機能は非対応です。
・簿記の知識が必要となります。

法人が創業計画書の数値決定のために導入する会計ソフトでおすすめのもの

弊所が推薦する会計ソフトは下記となります。

・第一位、ソリマチ会計王のお試し無料期間で作成する
・第二位、円簿青色申告
・第三位、フリーウェイ経理

となります。

ソリマチ会計王のお試し無料期間で作成する

・ソリマチ会計王は30日間お試し利用可能です。
・創業計画書作成のために利用したとしても何ら利用規約に違反しないと解されます。
・月次残高推移表も出力可能です。
・しかし、法人の場合は税理士の税務顧問が予想されることから先に税理士を見つけたほうが早いかもしれません。

円簿会計

おすすめする理由は下記です。

・windows、macいずれも使用可能です。
・当該ソフトは、偽りなく無料です。
・月次残高推移表も出力可能です。
・しかし、法人の場合は税理士の税務顧問が予想されることから先に税理士を見つけたほうが早いかもしれません。

フリーウェイ経理

おすすめする理由は下記です。

・windowsのみ使用可能です。
・当該ソフトは、偽りなく無料です。
・月次残高推移表も出力可能です。
・しかし、法人の場合は税理士の税務顧問が予想されることから先に税理士を見つけたほうが早いかもしれません。

会計ソフトを利用する共通のデメリット

簿記の知識、貸方、借方の知識が必要なこと、となります。

まとめ

手書き、エクセルで創業計画書の数値をシュミレーション決定することは困難と解され、会計ソフトの導入を推奨します。